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SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)とは

新NISAが始まり1か月が経ちましたが、新NISAの買い付けランキングでは米国株や全世界株が上位を占めています。そんな中、SBI証券の新NISA買い付けランキングトップ10に日本株を対象としたファンドがありました。今回の記事ではSBI証券の新NISAの買い付けランキング8位のSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)とはどんなファンドなのかを解説したいと思います。

 

 

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)とは

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)は、SBIグローバルアセットマネジメントが運用する投資信託です。主として日本の株式に投資し、配当の高さに着目したインカムゲインを重視すると共に、キャピタルゲインの獲得も目指すファンドです。株式会社SBI証券だけの取扱いファンドであり、2023年12月12日に設定・運用を開始しました。

 

構成銘柄

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)の構成銘柄は、東証上場の約4,200銘柄のうち時価総額が1,000億円以上で、流動性や収益性、ROE(株主資本利益率)などの指標を使って投資対象候補が絞られています。その中から、配当利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得によるトータルリターンの追求を目指します。なお、ポートフォリオの平均配当利回りが市場平均を上回るように銘柄の選定・投資比率の決定を行なうことを基本とします。

 

構成銘柄トップ10

構成銘柄トップ10と比率は以下となります。

 

銘柄名 比率
ソフトバンクグループ 5.30%
日本たばこ産業 4.80%
三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.70%
三井住友フィナンシャルグループ 4.60%
トヨタ自動車 4.50%
NTTドコモ 4.30%
NTT 4.20%
KDDI 4.00%
東京エレクトロン 3.90%
キーエンス 3.80%

 

特徴

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)の特徴は、以下の通りです。

 

・SBI証券のみでしか買えない。

 

・日本株式に投資するファンドとしては国内最安の信託報酬率(年0.099%(税込))であること。

 

・年4回の決算時に分配を行うことを目指していること。分配金は、株式の配当収入や売却益などの収益の一部を投資家に還元するもので、分配金の額は運用状況によって変動します。


・設定後わずか36営業日で純資産総額が400億円を突破したこと。これは、2023年以降設定の主要ネット販売会社販売ファンドでは最速の記録であり、投資家の高い支持を受けている。


・設定来の運用実績が、同期間のTOPIX(東証株価指数)や日経平均トータルリターン・インデックスを上回る成績となっていること。2024年2月8日現在、本ファンドの設定来の運用実績は+11.19%と、同期間のTOPIXの+8.55%を2.64%、日経平均トータルリターン・インデックスの+11.04%を0.15%、それぞれ上回っています。

 

まとめ

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)は、日本の高配当株式に投資するファンドです。信託報酬率が低く、分配金のお支払いを目指し、運用実績も優れています。SBI証券に口座を持っていれば、新NISAの成長投資枠にも本ファンドを選択することができます。日本株式にインカムゲインとキャピタルゲインの両方を求める投資家にとって、魅力的なファンドと言えるでしょう

 

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