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FANG+のデメリット5選

FANG+インデックスは、テクノロジー業界の大手企業に集中投資することで大きなリターンを期待できますが、その特性ゆえにいくつかのデメリットも存在します。今回の記事ではFANG+のデメリットを紹介します。

FANG+とは

Fang+とは、米国の大型テクノロジー株10社で構成される株価指数です。その10社とは、フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグルのFAANGの5社に加えて、マイクロソフト、テスラ、エヌビディア、ブロードコム、スノーフレイクの5社です。

Fang+は、これらの企業が持つイノベーション力や成長性に注目した指数で、近年、高いリターンを生み出しています。

 

FANG+の5つのデメリット

高いリスクとボラティリティ

FANG+に投資することは、市場の急激な変動による大きなリスクを伴います。これらの企業は、革新的な技術やビジネスモデルによって急速に成長していますが、その反面、経済の不確実性や規制の変更など外部要因によって株価が大きく変動する可能性があります。

投資家は、特に短期間での投資において、資産価値の大幅な減少に直面するリスクがあることを理解する必要があります。

分散投資の限界

投資の格言に「卵はひとつの籠に入れるな」という言葉がありますが、FANG+は特定のテクノロジー企業に集中しているため、ポートフォリオの分散が不十分になることがあります。

これにより、一部の企業やセクターが不振をきたした場合、投資全体に大きな影響を及ぼす可能性があります。分散投資はリスクを軽減する一般的な戦略ですが、FANG+のような集中投資はその利点を享受することが難しくなります。

景気変動への敏感さ

テクノロジー業界は、景気の変動に非常に敏感です。経済が減速すると、FANG+に含まれる企業のパフォーマンスも低下する傾向があります。これは、景気循環によって影響を受けやすいセクターに投資することのリスクを示しており、投資家は経済全体の動向に注意を払う必要があります。

投資先の選定に関する問題

FANG+の構成銘柄は定期的に見直されますが、投資家の意向と必ずしも一致するとは限りません。望まない企業が含まれたり、望む企業が除外されたりすることがあります。これにより、投資家が自身の投資戦略や目的に合った選択をすることが難しくなる可能性があります。

高い信託報酬

FANG+を扱う投資信託の中には、高い信託報酬を設定しているものがあります。これは、投資のリターンを圧迫する要因となり得ます。

特に長期投資の場合、信託報酬がリターンに与える影響は無視できません。投資家は、信託報酬の割合が投資リターンに与える影響を慎重に評価する必要があります。

 

まとめ

これらのデメリットを考慮した上で、FANG+への投資を検討する際には、自身の投資目的やリスク許容度をしっかりと考慮し、市場の動向を注視することが重要です。投資判断は、十分な情報と自己責任に基づいて行う必要があります。

 

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