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投資信託とETFの違いを解説!

投資信託とETF(上場投資信託)は、どちらも投資家から集めた資金をプロに運用してもらうという共通点がありますが、その違いは何でしょうか? この記事では、投資信託とETFの違いを5つのポイントで比較し、自分に向いている商品を選ぶためのヒントをお伝えします。

1. 売買する場所の違い

投資信託とETFの最も大きな違いは、売買する場所が異なるということです。投資信託は、運用会社が指定した金融機関(証券会社や銀行など)でのみ購入・売却できます。一方、ETFは、株式と同じように証券取引所で市場価格で売買できます。したがって、ETFはリアルタイムで価格が変動するのに対し、投資信託は基準価額という価格が1日に1回決まるという特徴があります。

2. 売買する価格の違い

投資信託とETFのもうひとつの違いは、売買する価格が異なるということです。投資信託は、基準価額に販売手数料や解約手数料を加えたり引いたりした価格で売買します。販売手数料や解約手数料は、金融機関や商品によって異なりますが、一般的には数パーセント程度です。一方、ETFは、市場価格に売買手数料を加えたり引いたりした価格で売買します。売買手数料は、証券会社によって異なりますが、一般的には数百円程度です。したがって、ETFは投資信託に比べて売買コストが低いというメリットがあります。

3. 信託報酬の違い

投資信託とETFのさらにひとつの違いは、信託報酬が異なるということです。信託報酬とは、運用会社に支払う運用管理費のことで、投資信託の価格や分配金から差し引かれます。信託報酬は、商品によって異なりますが、一般的には年率で数パーセント程度です。一方、ETFの信託報酬は、投資信託に比べて低い傾向があります。これは、ETFが指数に連動するパッシブ運用であるのに対し、投資信託が指数を上回るアクティブ運用であることが理由のひとつです。したがって、ETFは投資信託に比べて保有コストが低いというメリットがあります。

4. 運用方法の違い

投資信託とETFのもうひとつの違いは、運用方法が異なるということです。投資信託は、運用会社の方針や判断に基づいて、株式や債券などの投資対象を選びます。このように、指数を上回る成果を目指して運用する方法をアクティブ運用といいます。一方、ETFは、日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するように、指数を構成する銘柄を同じ比率で保有します。このように、指数に追随する成果を目指して運用する方法をパッシブ運用といいます。したがって、投資信託は運用会社のスキルや判断に依存するのに対し、ETFは指数の動きに依存するという特徴があります。

5. 分配金の違い

投資信託とETFの最後の違いは、分配金が異なるということです。分配金とは、投資信託やETFが運用中に得た利益の一部を投資家に還元する仕組みのことです。投資信託は、分配金のあるタイプと分配金のないタイプがあります。分配金のあるタイプでは、毎月や毎年など定期的に分配金が支払われます。分配金のないタイプでは、分配金が自動的に再投資されます。一方、ETFは、分配金があるタイプと分配金のないタイプがあります。分配金のあるタイプでは、年に数回分配金が支払われます。分配金のないタイプでは、分配金が自動的に再投資されません。したがって、投資信託とETFでは、分配金の頻度や再投資の有無が異なるという特徴があります。

まとめ

投資信託とETFは、売買する場所や価格、手数料や信託報酬、運用方法や分配金などに違いがあります。どちらが優れているということはありませんが、自分の投資目的やスタイルに合わせて、適切な商品を選ぶことが大切です。投資信託とETFの違いを理解して、賢く資産運用を始めましょう!
 
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