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今週の株式相場の振り返り(2024年2月12日~16日)

今週の株式相場の振り返り(2024年2月12日~16日)

 

今週の東京株式市場は、米株高や円安でリスク選好の買いが継続し、日経平均株価が前週末比1589円(4.3%)高の3万8487円と大幅に3週続伸しました。今週は上場来高値を更新した銘柄が94社に上り、市場全体が上昇ムードに包まれました。日経平均は一時3万9000円に迫る勢いを見せ、1989年12月以来、約35年ぶりの高値水準となりました。

 

米国株高や円安でリスク選好の買い優勢

週明け12日(月)の東京株式市場は上昇して始まりました。前週末の米国株市場では、インフレ懸念が後退し、NYダウが史上初めて3万2000ドルを突破しました。ナスダック総合株価指数も最高値を更新し、この流れを引き継いで東京市場でも買いが先行しました。

 

13日(火)は小幅に続伸。米国株高や円安を背景に、日経平均は一時3万8500円台に乗せました。ただ、利益確定の売りも出やすく、上げ幅は限られました。個別では、米国での自動運転車の実証実験を発表したトヨタ自動車<7203>が高い人気を集めました。

 

14日(水)は反落。前日の米株安を受けて売りが優勢となりました。日経平均は一時400円近く下落しましたが、下値では押し目買いが入り、下げ幅を縮小しました。個別では、今期経常増益予想と自社株買い・中長期計画の発表が好感された堀場製作所<6856>が急騰しました。

米国株高で一時900円超の大幅高

15日(木)は急反発。前日の米株高を受けて買いが優勢となりました。日経平均は900円を超える上昇となりました。大型株を中心に商い活況で、東証プライムの売買代金は6兆円台に達しました。個別では、4~12月期の最終益2倍で通期計画を上回ったMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>が大幅高となりました。

 

16日(金)は上昇継続。日経平均は一時3万9000円に迫る勢いを見せました。米国株高や円安を追い風に、東京エレクトロン<8035>や任天堂<7974>などハイテク株が買われ、全体相場を押し上げる格好になりました。オプションとミニ先物の特別清算指数(SQ)の算出日だったこともあり、引き続き売買代金も高水準でした。

 

来週の見通し

来週は決算発表がほぼ終了します。個別株は引き続き決算によって明暗を分ける展開となるでしょう。日経平均は3万9000円への挑戦が期待されますが、過熱感が更に高まっているだけに上値は重くなりそうです。

重要イベントとしては、国内では19日に発表される1月の全国消費者物価指数が注目されます。海外では、20日に発表される米国2月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、21日に発表される欧州中央銀行(ECB)理事会議事録、22日に発表される米国2月の製造業購買担当者指数(PMI)に注視が必要でしょう。

 

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